最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
この続編は、最後の一文のためだけに書いた、と言っても大袈裟ではないです。
ま、結局は濁した感じで締めくくってますけど(笑
言えずじまいだった心残りはこれで解消されたのではないかと。
番外編、いくつか掲載予定です。(また!笑)番外編書くの楽しいー♪
またお会いできるのを楽しみにしてます。
感想(一言投げ文歓迎!)や誤字・脱字のご指摘等ありましたら、メッセージお待ちしております。
ありがとうございました!
●2010.9.26●
こぼれ話。*クリックで開閉します*
少女は天を見上げ、耳を澄ました。最期が近い所為だろうか。望めば望むだけ、兄と言葉を交わせた。
「生命を、投げ出す覚悟を?」
天から舞い降りる兄の声。ミウカはじっと、姿なき宙を見つめる。
「そうすることで莉哉を救えるのなら、厭わない。――可能なのか?」
「……」
「?…ハル?」(怪訝そうに眉をしかめる)
「……可能、だ」(渋々。拗ねた子供のよう)
「方法を、教えてくれ」(即刻喰い付く)
「嫌だ」(きっぱり拒否)
「ハルッ!?」(純粋にびっくり)
「嫌だっ」(駄々を捏ねる子供のよう)
「何故だ!?」(ムキになる)
「その方法をとれば、ミウカはこちらに来られないんだ!」(嫌々ぶすくれつつ)
「……ハル。そーゆうの、この世界ではなんと言うか知ってるか」(呆れ)
「……」(無言。バツが悪いらしい)
「シスコン、ってゆーんだ」(呆れたが、嬉しい)
つぶやく。
生命と引き換えに莉哉を救えばハルと同じ所へは行けない。というエピを本編に組み込もうと考えた時に、ミウカが同じ所にこられないなら教えない。という駄々っ子風にしかなってくれず、どうせだったら零れ話でふざけてしまおう、とふざけてみました(笑
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